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世界一周せきらら!?日記〜本編〜

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城壁の小さな町

カルタ・ミナル
ブハラからシェアタクシーで6時間ほどの沙漠のなかのオアシス、城壁の町ヒヴァへやって来た。 ここもウズベキスタンへ来てから知った町。 古代ペルシャ時代からカラクム沙漠への出入口として繁栄していたらしい。

この町は前述の通り完全に城壁に囲まれていてちょっとしたタイムスリップ感を味わえる。 特に夕方(8時くらい)以降は歩行者も少なくなるので静けさも手伝っていい感じ!! 8時といってもこの時期はまだまだ明るく夜9時を回ってはじめて夕方って感じになるんだよね。
僕は城壁の町が好きみたいで中国の平遥がお気に入り。 なのでこの町も期待していたんだけどちょっと拍子抜けだったなぁ(苦笑) なんかあっさりしてて。それでもなかなかの古(いにしえ)ワールド感はある。

見所はオタ・ダルヴァザ門(西門)から東門に向けて延びるメインストリート界隈に集中している。
そして西門をくぐると綺麗に装飾された未完成のミナレットが視界に飛び込んでくる。 このどっしりとした安定感がたまらなくいい!!
現状は26mの高さしかないんだけど109mになる予定だったとか。 この短さでもかなりの存在感なので100m級の完成後を是非見てみたかった。 おそらく当時の人々も待ち望んでたんじゃないかな。
ジュマ・モスクの柱
そして僕のお気に入りはジュマ・モスク。 このモスクは多柱式建築で彫刻された木造の柱が213本もある。
ブハラでも見かけたんだけどイスーラム建築に木造とのミックスがあったとは知らなかった。 その彫刻のすばらしさもさることながら何人もの人々に触られ擦られ黒光りした柱にすごーく歴史を感じる。
あとはイスラームの月並みのモスクや廟、ハーン(王様)の宮殿などで構成されてんるんだけど中に入るには共通チケットなるものがいる。 ぶっちゃけモスクや廟は見飽きてるのとこのチケットが高い!!ってことで町歩きだけを楽しませてもらった。
意外と細い路地が少ないのであっさりと回れてしまう。なので毎日同じように城壁内を歩き新しい発見を探したけど何もなかったなぁ(苦笑)

そうそう、高い所に登りたい性分もあってまたまたミナレットに登らせて頂いた。 これはチケットとは別なので例のごとくおばちゃんと値段交渉。3000スム(約105円)言われたがゴネるとあっさり2000スム(約70円)へ。
今回は城壁の町並を上から覗け、また、ヒヴァの町の周りは本当に何もないこの町が沙漠の中のオアシスってことが改めてわかって楽しめたね!!
ヒヴァ町並み



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