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世界一周せきらら!?日記〜本編〜

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せっかの町が残念

ブハラ町並み
サマルカンドから今回はバスで移動。またまた世界遺産の町ブハラへやって来た。
ここは中世の町がわりとそのまま残っていて雰囲気がいい。 といっても一度チンギス・ハーンの襲来で崩壊してるんだけど・・・。

周知の通り歴史に疎い僕は正直ウズベキスタンに来るまでこの町ことは知らなかった。
歩き方によるとここブハラは中央アジアのみならず、イスラム世界全体の文化的中心地として繁栄を誇ったらしい。
黄金期は9世紀のサマーン朝時代に始まりイスラム王朝の庇護のもと、優秀な宗教者、科学者、神学生が集まったらしい。 科学者イブン・シーナ詩人ルダーキ(英語のページしかなかった)などが有名、と書いてある。
カラーンミナレット
まぁ難しい話はこれくらいにして町歩き。
まずは旧市街地の中心にラビハウズというマドラサ(神学校)で囲まれた池があるんだけどここは整備され過ぎていて面白くない。
池の周りにオープンカフェがあり夜はライトアップされたりもしてるんだよね。 ちょっと子洒落た感じがウズベク観光客にはうけてるのかな??
そこから北東のほうに向っていくと「タキ」という交差点バザールが何箇所かなるんだけどこれが面白い。 交差点上に丸屋根の建物があってそこがちょっとしたバザールになっている。
そして道なりに進んでいくと(僕的には)この町一番の見所カラーンミナレットが建つ広場??へ。 破壊の王チンギス・ハーンも「この塔はすばらしい」といって破壊しなかったとか。
モスクとマドラサに囲まれたこの小さな広場がなんとなく落ち着きがあっていい!!
そしてそのまま東へ進むとアルク城の城壁が見えてくる。
この城(僕がコピーした)ガイド本では全く紹介されてないのでどうせ何も残ってないのだろうと入り口へまわると中に入れそうなんだよね。 なのでちょっと中を覗いてみようと突き進むとおばちゃんに止められた。
カラーンミナレット
無料ではないようだ。しかもおばちゃんいわく入場料が9000スム(約315円)だと!!びっくり価格である!!
あのレギスタン広場でも入場料10800スム(約378円)なのにガイド本にも紹介されていない城跡がそんなに高い訳がない!!
今まで書いてなかったけど実はウズベキスタンのチケット売り場も曲者多しなんだよね。
ちょっとした廟とかモスクとかの入場料をごまかしておばちゃん(何故かおばちゃんが多い)が小遣い稼ぎをしてたりする。 ロシア語表記をいい事に法外な値段をとったり、逆に値段をまけてくれる代わりにチケットを発行しなかったり。
後者の場合はお互いにメリットがあるんだけど前者はねぇ〜(苦笑)
実際に9000スム払ったという旅行者に何人か会ったのでババアぼろもうけ(怒)
実は宿の男もこすい奴でしきりに次行く町のシェアタクシーを手配したがるんだよね。しかも高い値段で!! 「高い!!」と断ると何度も地元民価格だと嘘をついてくる。とてもウザイ!!(実際安い値段で移動できた)
挙句のはてに運悪くミニマートの店員まで・・・。
ふだん600スムで買ってたジュースを1500スムだと言いやがる。 俺が問いただすと「ブランド見間違えた600でいい」だって。
はじめブハラへ来た時、落ち着いた感じの町並みに嬉しさを感じてたのにイライラさせる奴らのせいで印象が悪くなった。
偉大な建築物や遺跡、自然美など旅の思い出は色々あるけれども、やっぱりその町々での人との触れ合いが一番のような気がするだけにすごく残念な町となった。 ブハラ町並み



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