世界一周せきらら!?日記〜本編〜
Here is Vietnam
無事ラオスに再入国し乗り合いソンテウでビエンチャンへ向かった。 もうビエンチャンではすることが無いので宿泊せずにそのままベトナム行きのバスに乗ることに。 当日でも問題なくチケットが買え安心した僕は出発まで時間があったのでWiFiカフェで時間を潰した。
店員の女子大生がとても愛想が良く有意義な時間を過せた。
隣に座ったベトナム人が絡んできたのだ。 全く英語を話せない彼は人懐っこいというよりとてもウザかった。 まぁコミニケーションがとれないのですぐに諦めてくれたので助かった。 そうこうしているとバスが食事休憩のため停まった。 一斉に皆が食事を始めた。そこにはメニューなるものがなく皆同じ「ぶっかけ飯」を食べていた。 念のために値段を確認すると20000キープ(約240円)、異様な高さである。 びっくりした僕は低調にお断りした。すると英語の話せる娘が出てきて10000キープ(約120円)だと言った。 母親は紙幣を出して20000キープだと言ったのになんで10000キープなんだと確認すると I don't know... そして食べるのか食べないのかとせっついてきた。 ぼったくろうとしていたにもかかわらず悪びれることのない態度に腹を立てていた僕は改めてお断りした。 ラオスは人がいいと言う人が多いがどんどんベトナムに近づいているなぁ〜と寂しくも思った。 しかしそれが間違いである事に気づいた。 実はこの店はベトナム人経営だったのである。つまりベトナム(国内)では当たり前の外国人価格だったのである。 全く同じものがベトナム人は10000キープ、外国人は20000キープなのだ。言葉(ベトナム語)が出来ないことをいいことに彼らは平気でぼったくる。 まだまだラオスを走行中なのでこのザ・ベトナムの洗礼を受け入れる事が出来なかった僕はかなりイラっとしていた。
そしてその後ボーダーでも同じことが起こった。 無事ラオスを出国しベトナムへ、そして休憩に入った。 屋台でヌードルスープの値段を聞くと隣に座っていたおやじは10000ドン(約55円)と言ったのに店のおばちゃんは15000ドン(約80円)だと言う。 僕は失笑しながら10000ドンでしょ?って聞いても150000ドンと返ってくる始末。 再び低調にお断りして僕は「ここはベトナムだ、ここはベトナムだ、ここはベトナムだ。」と心の中で3回唱えて気を落ち着かせた。