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世界一周せきらら!?日記〜本編〜

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旅への意欲

パトゥーサイ

パトゥーサイと展望台からの景色

バンビエンからバスに揺られること5時間、首都ビエンチャンへやって来た。 多くの旅人が口を揃えて言うのが「これが首都か?」というほど小さな街らしい。 確かに小さな街だったけど、どちらかというとカンボジアの首都プノンペンの方が小さいと思った。 早速安宿街へ向かった僕は何軒かあたってみたがどれもそんなに安くないことにびっくりした。 ベトナムも安宿が少なかったがそれなりの設備をしていた。TVがあったりエアコンがあったり。 でもここビエンチャンはたいした設備もないのに安くないのだ。 仕方なく僕はツインで60000キープ(約720円)の部屋へと入った。
ちょっと疲れていた僕は夜になってからいつものように街歩きにでた。 メコン川沿いに何件か屋台があった。どこも同じようなBBQを売りにした感じだった。 鳥好きの僕は早速値段チェック。 驚いたことに骨付きのもも肉が25000キープ(約300円)とか30000キープ(約360円)とか。 日本の物価で考えれば安いかもしれないけどルアンパバーンの倍以上の値段だった。 そこは完全に外国人向けの屋台と言う名のレストランだった。 結局僕は安い焼き鳥を見つけることが出来ずビエンチャンでは1回も食べることはなかった。
次の日から本格的に観光にでた。僕は久しぶりに歩きに歩いた。 まずはパリの凱旋門を模して造られた戦没者の慰霊、パトゥーサイへいった。 本家本元がどれくらいすごいか分からないけどまぁぼちぼちって感じだった。 ただ上部の展望台から見渡す景色はとても綺麗だった。 ジェンゼリゼ通りのように真直ぐ伸びた一本道ラーンサーン通りがありその逆側にも少し斜めにふった一本道があった。 確かこれもフランスと同じ作りではないかと思う。
タートルアン

黄金に輝く仏塔、でも近くで見ると汚れている

ここパトゥーサイへはラオス人観光客も結構来ていた。 中国でもよく見かけたけれどもここラオスでも観光名所に写真屋さんがいて名所をバックに写真を撮ってくれる。 そして写真を撮ってもらてっいるラオス人が結構いた。 そう言えば日本でも昔よく見かけた。 今じゃ誰しもがデジカメなり持ってるので見かけなくなったがラオスではまだまだ現役みたいだ。
そして僕はその先にあるタートルアンというラオス最大の仏塔へ。 特に興味もなかったので10分ほどで仏塔を一周して終わった。 ここまで炎天下のなか3、4km程歩いてたが何故かそれほど気にならなかった。
そして翌日もブッタパークという所へ行った。こちらもがっかり名所らしいが期待せずに行くと楽しめるとか。 噂通り??楽しめた。仏教だけでなくヒンドゥー教などの像もありちょっと変わった像が無造作に?所狭しと並んでいた。 歴史の重みや荘厳さなどなく気軽に見れたのが良かったのかもしれない。 またローカルバスにゆられて行くという行為自体も楽しかった。 こちらも意外にラオス人観光客が多くてびっくりした。 もしかしたらラオスもようやく一般市民が観光楽しめるようになってきたのかも知れない。
北部の町ではのんびりして過してきたからかここビエンチャンでは何だかアクティブに動き回った。 ダラダラと時間つぶしをしていたタイを抜けてここラオスへやって来た。 そしてこのラオスの旅も終わろうとしている。 これから向かう中国、チベットからネパール、インド、どんどん迎える新しい世界、その旅への活動意欲がここラオスからひしひしと湧いてきている。
いままで出会った旅友たちはどんどん先へ進んでいた。 インドやヨーロッパや南米と新しい世界へ入り旅を楽しんでいる。 僕はそんな旅友たちに感化され新しい世界へ行きたくて今うずうずしている。 ブッダパーク

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