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世界一周せきらら!?日記〜本編〜

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どん底

シェフチェンコ像
スロバキアのレボチャからウクライナのリヴィウという街へ移動だったんだけどこれが最悪。 全く歯車が噛みあわず最高に僕のテンションを落としてくれた。

旧共産圏に入るので多少の苦労は考慮していたので念には念を入れて早朝の出発こころみ朝5時起床。 6時の過ぎのバスに乗ってウクライナへの基点となる街コシチェにむかった。
ここは順調に8時に到着。
ここから列車かバスでリヴィウへ向かう予定だった。
しかし残念ながら電車は夜行便しかなくしかも今夜の夜行は満席の為無理で明日の夜行しかない。 ならばバスでと思ったけど直通のバスはなく、ウクライナの国境の町ウジホロド行きしかなかった。 しかも出発は昼の1時ごろ。
それしか選択肢がないので午後からのバスを待つことに。 そしてあんまり魅力の無いコシチェの街を軽く見て午後からバスでウジホロドへ。
またこのバスはウクライナ側からきてるバスで今までのヨーロッパ移動が嘘のようなボロバス。 アジアへ戻った感じだった(苦笑)
久しぶりのキリル文字、中央アジアにいるときにもっと勉強しておけば・・・と多少後悔しつつ、 リヴィウ行きのバスがあることを願い窓口へ。
英語は出来ないけど愛想のいいおねーさんでなんとかリヴィウ行きのバスを教えてもらった。
しかし、夜発で深夜着しかバスがないので電車に望みをかけて駅へ向かった。 しかしこちらもなし。
という事でこの何もない小さな国境の町で1泊が決定。 幸い駅構内にホテルがあったので助かった。
この辺のつくりはウズベキスタンとかと一緒やなぁ〜と思った。
さて、1泊決定は仕方ないとしても困ったことが・・・。
実は今回はちゃんと宿の予約をしていたので到着日を明日に変更しなければならない。 でも小さな田舎町なのでWiFiが出来るカフェが全く見当たらない。
i POD Touchを片手に町を練り歩き何とか野良WiFiを発見して宿に連絡し変更をし一安心。
本日の業務は終了!!まだ夕方6時ぐらいだけどf(^^;

シェフチェンコ像
翌日、聞いていたバスの時間に合わせチェックアウトしてバスターミナルへ。
やっとリヴィウへ向えると安心していたんだけどチケットが買えない。
「そのバスは無理だ。午後からの便しかない」と言われる。なんで?昨日買おうとしたら明日で大丈夫だって言ったよね。
この町であと4時間もすること無いんですけど・・・おばちゃん頼むわ〜。
まさかの事態に意気消沈した僕はホテルに戻りロービーで暇つぶしをさせてもらうことに。 レセプションの人が優しいおばちゃんで助かった。
一応諸事情を説明して12時のバスなんだよ〜と伝えておいた。
折角の空き時間なのでHPの制作をしていたら10半頃におばちゃんが「時間だよ」と声をかけてきた。
「いやいや、まだ1時間半もあるよ」と僕の腕時計を見せるとおばちゃんが僕に時計を見せて今「11時半だ」と。
1分くらい頭がフリーズして理解不能だったけど謎が解けた。
つまりスロバキアとウクライナには1時間の時差があったんだよね。 僕の時計では10時半だけど実際は11時半。 朝バスに乗れなかったのは満席でもなんでもなく、もうバスが出発していたってこと。
なんというつまらないミスを!!!

これを機にテンション下がりまくった僕は全くリヴィウを楽しむことが出来なくなった。 寒いし、カップルや家族ばっかりだし、ウェディングドレス着て写真撮りまくってるし、アジア人いないし、 宿のキッチン狭くて使いづらいし、何もかもが嫌!!
弾き語りのアコーディオンの音色が寂しすぎる〜!! もう早くこの街を出たい!! スピシュ城 スピシュ城 スピシュ城



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