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世界一周せきらら!?日記〜本編〜

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桃源郷への道のりpart1

ビシュケクで結局4週間。体調不良とはいえ残念な日々を過してしまった。
本当は早くヨーロッパに向いたくて「西へ西へ」のプランニングを作っていたんだけど、 どうやらモットーに反するプランが神の怒りに触れたみたいだ。 なので予定変更して桃源郷へ向うことにした。 正直この桃源郷へは元々行くつもりだったんだけどビザが取れなくて諦めていた。 でも、ビシュケクの宿にあった情報ノートにビシュケクからの行き方、しかもアライバルビザが取れると書いてる。 これは「行くっきゃないでしょう!!」ってことで移動開始!!
まずはビシュケクから南へ、キルギス第二の都市オシュへ。 このとき初めてシルクロードの旅を実感したね。

シルクロードの旅の醍醐味は移動中にある!!
なので移動中の車窓からの風景をいっぱい載せてみた。
ほんとうはトレッキングやサイクリングが一番なんだけど、僕みたいな軟弱パッカーは移動中だけの風景でちょっと満足!!
峠を越えるときは雪山、道中では放牧をさせている人々にもたくさん会った。 かつての遊牧民達だろう。今は村で定住しているいるみたいだけど生活は昔とあまり変わらない。 牛、羊、馬、ヤギなどを放牧しながら生活をしている。
そして、かつてチベットで見たようなとんでもないエメラルドグリーン色をした湖にも再会。 周りの山々からの雪解け水が流れ込んだせいなのかなんともいえない澄んだグリーンなんだよね。 バラナシのガンガーとは大違い(笑) ビシュケクからオシュ風景

オシュバザールの人々
そして12時間の移動の果てにオシュへ到着、そして1泊。
翌日、オシュからカシュガル(中国)への国際バスがあるという情報から確認へ向うと、なんと今夜そのバスがあるという!!
これはラッキーと思い値段を確認するとUS$85とべらぼうに高い!! 情報ノートにはシェアタクシーなどを乗り継いでだいたいUS$30くらいってなっていたんだよね。 なので諦めてシェアタクシーで移動することに。
出発前に腹ごしらえとバザールをのぞいたらやさしいおばちゃん達がりんごやアイスクリームをくれた。 一応写真のお礼だからプリントアウトして写真をあげないとね。
いそいでパッキングをすませ移動開始。
実はキルギスはあまり長距離バスが発達してないんだよね。だから移動のほとんどがシェアタクシーかヒッチハイク。 一般の車もタクシーに早代わりするので面白いんだけどこれがまた面倒で外国人は値段を吹っかけられる(苦笑)
で、オシュから次なる宿泊地サリタシュ村へ。 この道中もすごく良かった。
乾いた山々や雪山、もちろんかつての遊牧民達の村々。何百頭もの牛、馬、羊にもあった。 オシュからサリタシュ風景

そして極めつけが「じゃーーーーーーーーーーーーーーーん!!」サリタシュ村からの景色。 めっちゃすごいっしょ!!
夕方村に到着したんだけど車を降りてびっくり!! 正直言葉を失ったね。 サリタシュ風景


トラックの運ちゃん

カメラに緊張気味??笑顔は優しいですよ

そして翌日は朝早くからの移動。この旅2回目のヒッチハイク。 今回はシェアタクシーが無いので国境までトラックをヒッチハイクすることに。ロンプラ(ガイドブック)によるとみんなそうしてるらしい(苦笑)
すると道に立って10分ほどで最初のトラックがやってきた。当然のように即OK!!気になる値段も「NO NO」なんて。 いきなりとっても優しいトラックの運ちゃんに遭遇!!そして向うはイルケシュタム峠、中国との国境だ。
雪山に沿うように走り出した車はどんどんと雪山の方へ。そして雪山を越えてキルギスイミグレへ。
無事出国後は中国イミグレまでちょっと距離があるのでまたまたトラックヒッチ。 今度はイミグレ職員が手伝ってくれるんだよね。みんな慣れてる(笑)
そして中国イミグレ通過!!さぁ、ここからが大変。 情報ノートにはカシュガルまでシェアタクシーを乗り継いでいけると書いてあったけど全くその気配がない。 イミグレを出ると閑散としてるんだよね。 なんとなーくまずい雰囲気がぷんぷん。トラックも全然通過してこない。
やばいなぁ〜なんて思ってたらあのオシュで見かけた国際バスがやって来た。オシュ‐カシュガル間US$85のバスが!!
すかさず「乗せて〜」とお願いして値段交渉。 最初200元(約2800円)といわれたが頑張って100元(約1400円)にしてもらった。 まぁちょっと高いけど選択の余地なし。しかもカシュガルまで乗り換えなしだしもう値段交渉もいらない!!
ってなかんじで夕方7時頃(北京タイムではなくローカルタイム)に無事カシュガル到着。
ここまでが桃源郷への道のり前編だ。もう旅好きの人にはばれてるよね、桃源郷がどこか。 でも中には知らない人もいると思うので一応場所は伏せておこう。
本当はあと3日連続移動の予定だったんだけど「あの国境」がまだ開いてないんだよね。 なのでカシュガルで久しぶりに中華料理を楽しむつもり。もちろんウイグル料理もね!! サリタシュからカシュガル風景



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