世界一周せきらら!?日記〜本編〜
文化三角地帯パート1
久しぶりの飛行機の旅は快適だったね。薄汚れたシートではなく革張り??（ビニール?）のシートに水の配給。
インドといえども飛行機は綺麗だね（笑）
スリランカの空港に着いた僕は夜中のため朝まで空港で寝ようかと思ったけどあまり適当な場所が見つからなかったのでシートで休憩。
南京虫のお陰で寝不足だったけどあまり眠くないし。
新しい国（場所）に来ていささか興奮してるのだろうか。
1時間ほど休憩してとりあえずコロンボまでの移動手段を確認したところ24時間バスが出てるらしい。
なのでコロンボへ移動することに。
シャトルバスみたいなバスに乗ってバスステーションへ、そして乗り換えてコロンボへ。
そのバスで行き成り洗礼を受けた。
運賃が400ルピー（約340円）と言われた。
スリランカの物価は分からないけど高すぎる!!
「なんでこんなに高いの？」と聞くと「お前はバッグ置いて席を２つ占領してるからだ」・・・だって。
スリランカ人は人がいいと聞いていたが旅行者相手の商売をする奴はインド人と変わらないなぁ。
結局200ルピー（約170円）払ったんだけどこれもどうだか。
まぁ夜中で選択肢がなく物価もわからないので仕方ないよね。
なんとかコロンボに着いた僕はフォート駅へ。
今日中にアヌラーダプラという町まで移動予定だった。
期間のないスリランカ旅行は今までと違って効率良く周らないといけなんいんだよね。
うまくいけば昼までにアヌラーダプラに到着し午後から観光に出る予定だった。
ところがこの電車で2つ目の洗礼。
3等（一番安い席）の切符を買って朝の6時に出発。予定では5〜6時間で到着のはず。
車窓から流れ行く風景を楽しんでいたんだけど途中から眠くなった僕は横になって仮眠。
気がつくと出発から5時間ほど経っていた。
そろそろかなぁ〜と思って回りの乗客に確認すると「この電車はアヌラーダプラに行かない」だと・・・。
まさか?駅員に確認したし・・・、なんで？
ようは途中のジャンクションで乗換えが必要だったらしい。
駅員何も教えてくれへんかったやん。
ってか、ここどこ？
多少パニクッてるうちに列車は終点へ。
どうしようもないので駅員にとりあえずここからアヌラーダプラまでの行き方を確認すると、
大通りまで出てバスで行けるらしい。
とりあえず一安心。
バスを待つ間ここでセイロンティを飲んだ。
これぐらいの移動はたいしたこと無いんだけど雨の移動はやっぱり嫌だ。 ネパールの移動を思い出す。
茶店でティを飲みながらスリランカ人達とバスを待つ。 初のセイロンティの味はいまいちだった。
バスを待つ間スリランカ人達と雑談をしたけど一般のスリランカ人は噂通りいい人達だった。 みんな笑顔で挨拶してくるしインド人みたいに必要な質問攻めしてこない。
見た目はインド人と変わらないけど仏教国だけに日本人に通ずる作法があるのだろうか。
バスが来るたびに手を上げて止め行き先を確認してくれたりもした。 お陰で間違えることなくバスに乗れ無事にアヌラーダプラに到着。
宿に着いたのが2時ごろ、結局電車に乗ってから8時間、チェンナイから飛行機に乗ってから14時間、 チェンナイの宿を出てから19時間。 電車、飛行機、バス、バス、電車、バス、結構な移動となったなぁ〜。
まだまだ序章なのに文章長くなったけど、まだまだ続けよう。
疲れと雨の為観光は翌日からにしてとりあえず町歩き。
スリランカの町（旧市街地・観光地）はコンパクトでとても歩きやすい。というか本当に田舎って感じ。 だけどちゃんとスーパー（コンビニ??）もあって物価チェックも簡単に出来た。
残念ながらインドに比べると宿・観光費のみならず水、食べ物などの物価も高い。
しかもインドルピーに慣れてるので余計に!!（1インドルピー≒2スリランカルピー） だから100ルピー（約85円）と言われると「高っ、100ルピー!!（インドだと約200円だから）」って思っちゃう。
1Lの水が40ルピーから50ルピー（約34円から約47円）、 サンドウィッチやサモサ的な小スナックが30ルピーから40ルピー（約26円から約34円）、 食事はカリーを中心に100ルピーから300ルピー（約85円から約255円）くらいかな。
ブッダガヤから分け枝されたという菩提樹。
本来はカラッと晴れ照りつける日差しに遺跡群の石が焼かれ「裸足で歩くのが大変（寺院内は靴を脱がなければならない）」らしいが 季節外れの雨季??なのか毎日雨らしい。
一向にあがらない雨。 仕方ないのでウォータープルーフの上下を着て昼前から観光へ。
ここアヌラーダプラの町だけど今から2500年以上も前にスリランカ最古の都があった所なんだって。
2500年だよ2500年!!
しかも紀元前380年頃、家屋は地上2〜3階、地下は2階が通常だったとか。 すごい文明があったんだね。
そして紀元前3世紀にインドのアショーカ王の息子マヒンダより仏教が伝えられインドのブッダガヤから菩提樹の分け枝が運ばれたらしい。 そして4世紀初めに釈迦の左の犬歯も運ばれたとか。
その他の見所としては大きな仏塔や岩肌に造られた小寺院。 ほとんど土台しか残ってないけど遺跡の土台の数々。
その数と範囲からここに大きな都があったことが伺える。 しかも道が整備されてるとはいえ砂地で木々に囲まれて自然と調和していて古の雰囲気が残ってるのがいいね。
過度の修復やアスファルト道路など整備されすぎるとなんか興醒めしちゃうんだよね、僕は。
雨なので新しいカメラを濡らしたくなかったのであまり写真を撮れなかったけど、久しぶりの観光でなかなか満足だったね。
明日からはなんとか天気が回復してほしいな。
写真左から岩肌に造られたイスムエヤ精舎。ルワンウェリ・サーヤ大塔。大塔を囲む像の彫刻。
写真左からサマーディ仏像。右から見ると笑顔で左から見るとすまし顔。わかるかな？木々に囲まれた遺跡跡。
お陰で間食し過ぎてメインのカリーはまだ食べてないんだよね（苦笑）
左上から砂糖をまぶしたパン15ルピー。エッグサモサ25ルピー。奥下がベジロティ30ルピーで手前がフィッシュクリスピー30ルピー。
下段左からぶっかけご飯みたいなもの140ルピー。インスタントラーメン39ルピー。玉子サンド30ルピーとベジカリーパン30ルピー。スリランカコーラ60ルピー。
