世界一周せきらら!?日記〜本編〜
悪名高き??アーグラー
インドで2番目に評判の悪い町、アーグラーへやって来た。
そして最も面倒なのが駅から宿までのリクシャー。
どうしても到着したての旅行者は土地勘も相場もわからないからリクシャーマンにとっては(ぼったくる為の)格好の的なんだよね。 で、気合を入れて臨んだんだけどこれが結構あっさりいった。
最初は50ルピー(約100円)という奴ばかりで引かなかったんだけど、30ルピー(約60円)でいいよっていうおじさんが現れた。
どうせ自分の契約してるホテルに連れて行く魂胆だろうと思ったけど、いずれにせよ目的地の近くまでいけるので僕が行きたい宿名だけ伝えて乗ることに。
「OK. OK.」と走り出したリクシャーは当然のように途中で「いいホテルがある」といってきた。 「やっぱり」と思って「(いつものように)僕が行ったホテルに行かないとお金払わないよ」って言うと、 リクシャーマンは「最初に指定の宿に行くが近くなので見比べてくれ」という。 なかなか遠慮がちなおっちゃんだ。
その謙虚さをかって一応見比べてみたがおっちゃんの宿は少し高かったので最初に決めていた宿へチェックイン。
見比べた上での結果なので何一つ文句を言わずにリクシャー代を受け取って去っていった。
また、カジューラホーで会った日本人に聞いていたんだけど、宿近くの宝石屋のムスリムがとてもいい人らしい。 なので早速訪れてみた。
この人も話通りとてもいい人でバスや電車のチケットの事など色々教えれくれた。
移動した先(2件目)の宿の人も知り合いのネット屋を友達価格で紹介してくれたりあるレストランは日本人贔屓??でいつも30%引きにしてくれたり、 変な輩よりいい人が目立つんだよね。
なんか俺、アーグラ好きだなぁ〜。
唯一の嫌な事は子供に石を投げられたこと。 無視すれば良かったんだけどちょっと悪戯心から懲らしめてやろうと1人を捕まえたんだけどインド人が20人くらい集ってくるし警察まで出てきて変な展開に・・・。
面倒になっったんで散々文句を言って帰ったんだけどね(苦笑)大人気ないf(^^;
でも、なんだかんだいい人にめぐり合えて楽しくアーグラーを過せた。
話によると日の出前にタージ・マハルに入りそこから日の出を見るのが最高らしいとの事なので頑張って6時前に向かった。
でも正直、タージ・マハルの背後から太陽が上がる訳ではないし、 早朝は霞がかかっていて白いタージ・マハルと青い空のコントラストがきいた写真が撮れないので早起きする必要はないかな(苦笑) ただ人が少ないので写真が撮りやすいって感じ。
その写真を見るとわかると思うんだけどこのタージ・マハル、見事なまでに完璧なシンメトリーな作りになている。
タージマハル自体はどこから見てもシンメトリー!! 手前にある泉水も庭園も、そこに植えてある木々もシンメトリー!! さすがに木々の太さまではシンメトリーじゃないけど(笑)
白大理石で出来たこの建物はなかなか圧巻だった。
で、この建物、実はお墓なんだよね。知ってった? 時の王、シャー・ジャハーンが最愛の王妃ムムターズ・マハルの死を偲んで世界中から大理石を掻き集めて天文学的な費用をかけ作ったとか。
でもお陰で国の財政が傾き崩壊したらしい。
女性からしたら最高の男かもしれないけど、王としては最低じゃない??
ここも実はタージマハルと並んで世界遺産に登録されているんだよね。1つの町に2つも世界遺産があるなんてすごいね。 (実は30kmくらい離れた所にもう1つ世界遺産に登録されている城跡がある)
昼食後、向かう予定だったんだけどレストランで日本人と会い話し込みすぎて結局夕方になっちゃった。 面倒になって行くの止めようかなぁ〜なんて思ったけど行って正解!!
夕日に照らされたアーグーラー城の城壁が鮮やかでとても良かった。
中に入ると外の赤土色の城壁とは違って芝生が敷き詰められた庭園があったりたくさんのリスが走り回ってたりなかなか長閑な雰囲気。
ビスケットとチャイでも持ってきて本を読みながらのんびり過すのもいいかも。
なかなか楽しかったアーグラー、締めはタンドリーチキン!!(30%引きの店で)
実は中国の成都で出会い、ネパール、バラナシ、アーグラーと奇跡の再会をしたコウヘイ君リョウ君、 チェンマイ(タイ)の水掛祭りで会い(実は俺覚えてなかったんだけど)バラナシで再会、カジューラホー、アーグラーとおっちゃんに付き合ってくれたサトコちゃんとのお別れ。
なんでみんなんで豪勢??にタンドリーチキンフル(1羽)2つをがっつりいっちゃいました^^
味的は普通のフライドチキンと変わらなかったけど十分美味しいチキンに満足!!ご馳走様!!
ではではアーグラーのB級グルメ
正直あんまり冒険しない俺、しかも安食堂ばっかりだから変わり栄えしないなぁ〜。 でもやっとオムパン(食パンを玉子で巻いたもの)に出会えた。