世界一周せきらら!?日記〜本編〜
満足の西安
歴史のある町なので古い町並みを想像してたけどかなりの都会だった。 まぁ平遥で古の中国を体験できたのでそれは別にいいんだけど本当に大都会だ。 おかげで次の目的地への切符を買うのに30分以上並ぶはめに。 でも今回も無事硬臥のチケットを買うことが出来た。 幸運なのか噂に聞く程でもなくほぼ普通にチケットが買える。
宿に着いたのが夕方だったのでバッグを降ろし「お疲れビール」、僕の中では恒例の新しい町に着き宿が決ったら飲むビールを頂いた。 日本ほどじゃないかもしれないけどここ西安も相当暑いのでこの「お疲れビール」が移動の疲れを癒してくれる。
夜は飯屋を探しがてら唯一残っているという旧市街の町並に足を運んでみた。
秦、漢、隋、唐など13の王朝が、1100年に渡って都をおいた古都だけあって国内外からの観光客でごったがえしていた。 最近中国にも慣れてきて(飽きてきて)真新しいさを感じられなかったのでさっさと食事を済ませて帰った。
翌日早起きし兵馬俑を見に出かけた。中国ではへたな現地ツアーよりバス使って自力で行ったほうが安いし現地でゆっくり出来るのでいい。
途中下車して秦の始皇帝陵も見たかったがバスが止まらないとの事だったのでそのまま兵馬俑だけ見ることに。
兵馬俑は発掘跡をそのまま囲い博物館になっている。 なかに入るとものすごい数の兵士と馬の俑がずらり!!その数6000体以上らしい。
これらは2200年前、秦の始皇帝陵を守るために造られていて20世紀最大の考古学的発見と言われているも頷ける。 欲を言えば秦の始皇帝陵を含めた全体を見てみたいものだ。
と言うのも、始皇帝陵の内部には「地下宮殿や城壁、墓室の天井には星辰に当たる宝石と真珠が飾られ、地面には中国の五大名山など地形の模型が置かれ、 その溝には河川と海洋を象徴する水銀が流れており、黄金で作った雉が浮かんでいる」(中国百科参照)らしい。 いつの日かその光景を見てみたいものだ。
実際の始皇帝陵には行けなかったけど博物館で陵のジオラマや紹介があり十分に堪能できた。
夜に久しぶりに日本人達と会い一緒にご飯を食べに行った。 1人は成都で留学中の方、もう1人は中央アジア、新ウイグル自治区を旅された方。 自分とは全く違うタイプで全く違う生き方で色んな話を聞いてとても興味深かった。 人に流されやすいタイプなので中国語を勉強したくなったし、中央アジアへも行きたくなった。 日本語だと話がスムーズなので下らない話等も含め盛り上がりちょっと飲みすぎてしまった。
と言うことで、西安で食べたB級グルメを紹介しよう。
残念ながら日本人達といった唯一のまともな食べ物を写真に収めるのを忘れた。 なので少し恥ずかしいが平遥で食べたものと変わらない軽食ばかりだ。 まぁこれらが節約バッパーのオーソドックな食事だと思う。
次の日、その日本人と市内の博物館にいった。特に興味がなかったが無料だったのとすることもなかったのでついて行った。
ところが歴史のある町だけにそれぞれの時代に使われていた数々の調度品ありかなり楽しめた。
兵馬俑以外に何も考えてなかっただけに博物館や日本人との出会いでなかなか満足にいく滞在になった。