index  ›  diary  ›  episode047

世界一周せきらら!?日記〜本編〜

pref

next


少数民族の村を訪れる

像乗り

2度目のエレファントライディング

チェンマイから北へ4時間ほどの町、チェンライへ。久しぶりに新しい町へやってきた。 旅再開って感じだ。バスターミナルから出るエアコンバスはやっぱり快適である。しかも安い。
今回の宿は評判のいいい日本人宿へ泊まった。 理由はある観光地へ行くのに旅友がほしかったからだ。 それはプーチーファーという所にある断崖絶壁から日の出を見るというタイ人人気のスポットだ。 運がよければ眼下に雲海がみえるらしい。
運よくカオサンのさくらGHで一緒だったカツ君と再開しプーチーファーを打診してみた。 彼も乗り気である。しかし、残念ながら時期が悪く、雲海どころか日の出すら見るのが難しいらしく、 「高い金(移動費など)払って行ってもしゃーないで。」かつて大阪で3年ほど暮らしていたタイ人ファンさんが大阪弁でまくしたてた。 彼女はオーナーの息子さんの嫁でる。長い髪を少しばかり乱し、 化粧気のない気だるい顔で大阪弁を話すファンさんを見てるとなぜか宗右衛門町を思い出した。 ちなみに僕が見たかった絶景は旅友ターミーのブログで見ることが出来る。
仕方がないのでファンさんお薦めの1泊2日で少数民族の村を訪れるトレッキングに参加することに。 2500バーツのところを2000バーツにまけてもらった。さすが関西人(いやタイ人だが)、話がわかる。
まずは車で1時間ほど山の麓まで移動して、エレファントライディング。 カツ君は初めてとあって多少の興奮を覚えてるようだった。 そして今回お世話になるラフ族のガイドのザブーさんと山歩き開始。 なだらかな山道は難しいくはなく多少の雲のお陰もあって暑さに体力を奪われることなくすいすいと進んでいけた。 みえる景色は山々に作られた畑や田んぼのみ。2時間ほどの山歩きで村に到着。 ○○○○○

2人ほど畑仕事している村人に会う以外誰にも会わず。本当の山歩きだった。


豚、鶏など家畜と共存しその家畜を食べまたは売ったり、山で育てたとうもろこし、バナナ、山で採れる筍売ったりして生活をしてる。 元首相のタクシン時代にソーラーパネルを設置してもらいバッテリーと繋いで電気は使えるらしい。携帯の電波も届いていた。 水もちゃんと使えるしトイレもある。ただ、ガスはなく木や竹を燃やして料理を作っていた。 ○○○○○

そこらじゅうに放し飼いの豚、鶏がいるがちゃんと誰の持ち物かわかってるらしい。


村へ到着後は休憩といわれそのまま放置プレイとなってしまった。ガイドのザブーさんは疲れたのか昼寝を始めた。 することの無い僕とカツ君は村をブラブラ。子供達を見つけては写真のを撮ろうとするが思いのほかノリが悪い。 慣れてないのか・・・、機嫌が悪いのか・・・。 ○○○○○

カメラを向けてもあまり寄って来ない子供達。慣れてないのかなぁ〜。


6時になって夕食の支度が出来た。ガイドのザブーさんが作ってくれたのだ。これがなかなかの美味なのだ。 豚肉となすびのスープ仕立てのものと豚肉と空芯菜の炒め物、そしてスクランブルエッグ。 この豚が家の下で飼っている家畜かどうかはわからないが玉子は家畜の鶏が産んだものだろう。 たとへ山の中で暮らしてるとはいえ日本代表「味の素」を初め調味料は充実していた。
晩飯をいただいた後は当然することなし。寝るだけである。明日に備えておやすみなさい。 といいたいが眠くない。でも午後9時頃には村人はほぼご就寝である。眠るしかない。
やっとうとうとしかけた頃、1羽の鶏が鳴きだした。時刻深夜0時半。 釣られて何羽かが合唱!!恐れていた事が起こってしまった。寝れない。 「鶏が鳴いたら朝だ。朝がきたら鶏が鳴く。」と小さい頃教わった気がするが嘘だ。 鶏は四六時中鳴いている。
とは言え、まだ早いのかなぁ〜と鶏も思ったのか30分ほどで治まってくれた。 次の鶏の大合唱はちゃんと朝の6時だった。でもまだ眠いぞ!! ○○○○○

ザブーさん料理はなかなかイケてましたよ。


次の日は町に向かって山歩きだ。ザブーさんが作ってくれた朝食をいただきいよいよ下山。
昨日より幾分道なき道のような・・・。村人なしではまず歩けないであろう。 途中ちっちゃな滝のところで休憩となった。したたり落ちる水の音がとても心地よかった。
しばらくすろと、ザブーさんが何やら変な物体もってきた。蜂の蜜だ!!木の上から蜂を退治し採ってきたのだ。 この男、普通の衣服をまとって携帯を持っているがやはり山岳民族の末裔だ。すごすぎる!! 「旨い、旨い」といって蜂の巣??蜂蜜を食べていた。僕も少しいただいたがむちゃくちゃ甘かった。 まさに100%ピュアハニーだ!!
このトレッキングはただ山歩きをしラフ族の家に泊まるというだけのシンプルなものだ。
通常料金2500バーツと考えるとすこし高い気がする。1人での参加はお薦めしない。なぜなら暇すぎるからだ。 山歩きと食事以外は休憩といって何もしない。なので本をもって行くべし。
まぁでも観光地化されてな少数民族の村で過すのことが出来るのは貴重な体験なのかもしれない。 ○○○○○

トレッキングというより山歩き。見渡す限り山、山、山。しかし、ピュアハニーにはびっくりしました。


pref

next