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世界一周せきらら!?日記〜本編〜

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微妙な国

クリントン像
アルバニアの後もそのまま北上してモンテネグロへ行く予定だったけどベラートで会った大学生がコソボへ行くというので便乗させてもらった。
ダラーとから首都のティラナへバスで向かいそこからコソボ行きのバスに乗り換える予定だが情報がない。 なのでティラナのツーリストインフォメーションで聞こうと歩いてると偶然コソボ行きのバスを発見。
しかも15分後に出発ととてもラッキー!!何とか夜10時にコソボへ到着。

実はこのコソボ、とても微妙な国で日本を含め国連加盟国のうち81ヶ国は国と認めてる(2011年8月現在)んだけど他の国は認めてないんだよね。
おそらくみんなもコソボ紛争って言葉を聞いたことがあると思うけど、 旧ユーゴスラビアから他の国と同様に独立しようとしたんだけどセルビアが許してくれなかった。 そしてコソボ紛争が勃発したんだよね。
そして国連の介入の元セルビアから独立をはたしたんだけど、まだ国連軍はいるみたい。
NEWBORN
危なくないの?って意見が聞こえそうだけど、外務省の海外安全ホームページや最近入国した人のブログなどから安全と判断。 みんなも行く時は自己責任でね。
はっきりいって首都プリシュティナに関して言えば最近まで戦争があったとは思えないほど平穏無事で、 戦争の傷跡みたいなものもほとんどなかった。
対日感情も良さそうでバスターミナルのケバブ屋の兄ちゃんは「こんにちは」と声をかけてくれたし。


セルビア人地区の境界線
ただ、翌日に世界遺産の修道院があるグラツァニツァという村へいったんだけどここば非常に微妙な地域だったね。
実はこの修道院、セルビア正教のものでこの村はセルビア人居住区。 コソボ内にあるセルビア人地区なんだけど何故かセルビアが支配している。
車のナンバーもセルビアだし、通貨もセルビアの通貨。売店で売ってるものも違ったような・・・。 しかもATMでお金をおろすとセルビアの通過が出てくるとか。
でもここはセルビアの「飛び地」ではなく「コソボ内」なんだよね。意味わかるかな?
プリシュティナからバスで20分ほどの場所なんだけど境界線がわからなかったので帰りは歩いてみた。 するとある看板を発見。なるほどここが境界線かと納得。
平穏無事なコソボだけど少しだけ紛争地域の現実を垣間見たきがした。 グラツァニツァ修道院



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