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世界一周せきらら!?日記〜本編〜

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美人とコニャックの国

アルメニア美女
20ヶ国目アルメニア!!
美人とコニャックで有名なアルメニア。 キリスト教を始めて国教としたアルメニア。 楽しみ〜!!
ってことでやって来たんだけど・・・なんか普通の綺麗な街。
実はアルメニアって国はもともと現トルコの東のほうだったんだけどトルコに追われて現在の位置になったとか。 なんで旧ソ連時代に整備された街なので旧市街地がない。
まぁこの国は街に期待してた訳じゃないので良しとして、それよりアルメニア美女はどこだ!!
どれどれ〜ってグラサンの奥からじろじろ見渡すがなかなか遭遇しない。 もちろんいるにはいるんだけど他の国と比べて格段に多い訳ではない。 ちょっと期待しすぎたかな(苦笑)
今回もホームステー型の宿で「リダの家」に投宿。ここにも情報ノートがある。
ここコーカサス地方の旅はこの情報ノートに助けてもらってるのでひじょーーーーーに有難い。 しかもリダの家は他と比べて格段に宿代が安い。 なのであまり見所のないアルメニアだけどお金がかからないのでのんびりしてる人が多いんだよね。

あまり時間のない僕はのんびり出来ないんだけど、また変わった事がしたくてと言うか国数稼ぎというか、 自称ナゴルノカラバフ共和国って所に行くことにした。アルメニアからしか入れない国なんだよね。
まぁ詳細は次のダイヤリーで書くとしてとりあえず初日にその国のビザ取りに動いた。

ゲガルド修道院とガルニ神殿
で、アルメニアの首都イェレバンでの観光なんだけど、日帰り圏内に2ヶ所世界遺産がある。 200世界遺産を目標にあげたプチ世界遺産ハンターなので訪問してきた。
まずはゲガルド修道院とガルニ神殿跡。
ゲガルド修道院はもともと石窟寺院で岩をくり抜いて造られていたんだよね。 そこに後から教会を付け足したらしい。
中国やインドで石窟寺院は何度も見てきたけどこちらもなかなか良かったね。 決して大きくはないけどひっそりと山奥に佇む姿がいかにも俗世間から離れ修行していますって感じで。
もちろん現役の教会としても使われているので内部にも入れる。
あまり光が入らないので薄暗いけどそれが石の重厚さと相まって厳かさをかもしだしてる。
外のくそ暑さととは違ってひんやりとした空気が疲れを癒してくれる。
その反面ガルニ神殿、こちらはちょっといただけなかった(苦笑)
国内に残る唯一のヘレニズム建築とあるが地震で一度崩壊したらしく真新しい石が多く使われてるのでかなり修復されたみたいだ。
温水プールとサウナ施設などもあり床に壁画みたいなものが残っていたけど規模は小さくちょっと見応えがなかった。


エチミジアン大聖堂
そして翌日はエチミアジン大聖堂へ。
ここも世界遺産になっていてアルメニア教会の総本山。 アルメニアにキリスト教を伝道した聖グリゴル・ルサヴォリチェが神の啓示を受け、 この地に最初の教会を建てたという伝説による、と旅行人に書いてある。
基本的な構造は7世紀からのものらしいけど中は正直普通の教会だった。 ただ、僕が訪れたとき合唱が行われていて教会内綺麗な歌声が響き渡っていてとても良かった。
あとアルメニア一の美女も発見した(笑)
この教会自体は(僕にとって)たいした事がなかったんだけど僕の興味は別にあった。(←アルメニア美女じゃないよ)
それは、なんと、・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ノアの箱舟の破片があるんです!!
そして、あの、あの、あの、あの、あの、あの、はりつけになったキリストの胸を刺したというロンギヌスの槍もあるんです!!
みんな見たいでしょ?見たいよね?
で教会内にある博物館に入ったんだけど、「え、どれ?」、「これかな??」といぐらいの感じで、 特別扱いされている訳でもなく他の遺物と同じ様に並んでた。
僕も見てるだけじゃ確信出来ないので係りの人に確認までしちゃたよ(苦笑)
もちろんノアの箱舟の破片にしろロンギヌスの槍にしろ確証がある訳でもなくアルメニア的にはそう信じてるってことなんだけどね。 ちなみにロンギヌスの槍は別の国も主張してるところがあるらしい。 エチミジアン大聖堂と宝物

そうそう、この日(7月10日)、旅600日を迎えました!!パチパチパチパチ!!
宿で一緒だった日本人旅人達とちょっと豪華飯を食べた。 久しぶりの豪華飯でキャビア、ザリガニ、定番チキンの丸焼き!!
旅友ヨシの提案もあってキャビアとザリガニはパスタにもした。 やっぱみんなで囲んで食べる飯は最高やね!!
600日記念飯



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