世界一周せきらら!?日記〜本編〜
ちょっと拍子抜け
ブッダガヤから来た僕はバラナシ駅ではなくムガルサラーイ駅という駅に到着。 ここからバラナシまで20kmとの事だった。
早速オートリクシャーマンにつかまった僕はちょっ相場がわからず立ち往生。 まぁ到着日なので多少の出費は覚悟してた。
向こうのいい値はシェアで30ルピー(約60円)、1人だと100ルピー(約200円)との事だった。(もっと高い人もいたけどそれは無視) シェアで20ルピー(約40円)と押してみたがそこはなかなか崩れず、結局シェアで30ルピー、1人だと50ルピー(約100円)で一応の決着がついた。
「まぁ50ルピー(約100円)でもいいかぁ〜」と思っていたので無理しないことにした。
そしてリクシャーが走り出すと早速道行く人に声をかけ何人か乗って来た。 結局、他の人たちは近距離ばかりでバラナシの旧市街地へはいかなかったけど僕の中ではこれで「シェアだ」と決めていた。
誰もいなくなると運転手はリクシャを止め自分の契約ホテルへ連れて行こうと交渉してきた。
これも先手を打っていて乗る前に行きたいゲストハウスの名前を告げていて、その近くまで行くことで成立していた。 なので、「指定先まで行かなければ一切お金払わないよ」って言ったらすんなり「OK.OK.」って。
「なんだぁ〜こんなもんかぁ」なんて思ってたらまた止まり今度は道が込んでるからプラス30ルピー(約60円)だって。 これがバラナシなんだね(笑)
今回も「それじゃ降りるよ。お金払わないよ」って言ったら「OK.OK.」って。 けっこう気が弱いリクシャーマンだった。
そして、なんとか旧市街地っぽくなってきたなぁ〜と思ってたら今度は「ここまでだ。リクシャーはここから入れない。」だって。 本当面倒くさいね。
歩き方にゴードウリアー(交差点名)まで入れるって書いてあるのでそこまで行くように指示。 それ以外はお金払わないといって再び発進。
のらりくらりと何とかゴードウリアーまで到着したので30ルピー(約60円)を渡すと、今度はちょっと怒り気味に「50ルピー(約100円)だ!!」だって。 正直、距離からすると50ルピー(約100円)払ってもいいくらいだけど僕の中ではシェアで30ルピーと決めていたので多少強引に30ルピー(約60円)払って立ち去った。
ちょっと勝った気分になった。
しかし、その後何度かリクシャーを乗ったけどかなり手強かったけどね(苦笑)
まずは基本の町歩き。
噂どおり迷路のような路地が続く。 初日は宿で会った日本人について歩いていたので全くの方向音痴に!! 自分の宿がどこかさえ分からなかった。 なので2日目から自分でテクテクと町歩き。
とりあえずはメインガードであるダシャーシュワメードガードへ。
何度も写真でみた光景を生(なま)でみてちょっと感動。「俺、バラナシへ来た!!」って。
そこでカズ(俺)的モケ少年を発見!!(意味が分からない方はepisode088へ) 名前はゲダ君、9歳。この子が可愛くて可愛くて。
残念ながら神様は売ってなかったけど一生懸命に日本語と英語を巧みに使って絵葉書を売っていた。
「ハガキ買うっ〜?1枚20ルピーね!!」「No 高いねぇ〜安いよ。」「You can buy ハガキ tomorrow. ね。」なーんてね。
思わず買ってあげたくなったけど気に入ったものがなかったので変わりにチャイをご馳走しようとしたらいらないと言う。 何度いっても「いらない」と。
このプライドがますます気にいっちゃったね。 彼には大きくなってもウザイ物売りにはなってもしくないな。
そしてメインの火葬場マニカルニカーガードにもいった。
ヒンドゥー教徒にとって、死後ここで焼かれ遺灰をガンガーに流されるのが本望。 生前どんな大罪を犯した者でも解脱できるとされているらしい。
正直、「焼かれる死体を見るのはどうなんだろう?」って思ったけど、実際その場に立っても何も感じる事はなかった。 ただそれを無になってじっと眺めていた。
人生を全うしてガンガーへやって来て本望通り焼かれる。 彼(彼女)はとても喜びに満ち溢れてるんだろう。
来世も良い人生を!!(撮影禁止なので写真なし)
早朝のサンセットとボートから各ガートをみる。これもバラナシでの観光の1つ。
ってことで宿で知り合ったケン君、サトシ君、サトコちゃんと一緒に向かった。
ちょっとダラダラ続きだったので早起き観光が苦手になっていた僕は5時起きがとても辛かった。 なのに残念ながら曇りで朝日は見れず。
でも河から眺めるガートは世界のどこにもない光景でとても良かった。
あまり数はいなかたけど沐浴してる人も見ることが出来た。 化膿していた足が完治していなかったので「ガンジス河でバラフライ」することもなく、傷口も良くないって話なので沐浴も今回は諦めた。
インド周遊後、またバラナシにはやってくる予定なのでその時には・・・、ね。
その流れでブッダが初めて説法をした場所、サールナートへ。
正直あんまり興味がなかったんだけど一応仏教の聖地だしみんなついて行くことに。
早起きしたせいかみんな疲れていて着いた時にはダレダレ(苦笑) しかも入場料が100ルピー(約200円)とさらにテンションを下げた。
なのでせっかく「歩き方」をもっていたのにろくに読んでいなかったので入り口近くに立つ大きなストゥーパを見ただけで帰ってしまった。
実は、その奥にある寺院にブッダの生涯を描いた壁画があったり、のどかな鹿公園があったりとのんびり過せたのに・・・。
情けない。
締めは恒例のバラナシB級グルメ
あまりレパートリーが増えてないけど・・・