世界一周せきらら!?日記〜本編〜
したたかなブッダガヤ人
ここはブッダが悟りを開いた場所、ブッダがブッダになった場所。 わかるかな?わかんないよね(笑)
つまりゴータマ・スィッダールタ(ブッダの本名)が長年の月日をかけ彷徨い瞑想し、ついにここブッダガヤにある大木の木の下で 覚りを開いた。
で覚者・覚った人をブッダと言うらしく、ゴータマ・スィッダールタがブッダになった。 だから「ブッダがブッダになった」なんだよね。
てことは、もし俺が覚りを開いたら「俺=ブッダ」なの??ってことで早速ここにある日本寺へ座禅をしにいった。
1日2回5時から6時(朝・夕)で一般参加が出来るんだよね。
まずは仏様に五体投地の礼をして座禅を組む。 いろいろ姿勢とかあるんだけど、目を自然に開けたまま無心になるこれが重要。
自然に見える物、聞こえる音を受け入れ、それについては考えなてはいけない。 「無心」だからね。そうして15分間の座禅。
途中、歩きながらの休憩タイムみたいなもの(このときも無心)を挟んで2回の座禅。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・、暑い。だめだめ無心にならなきゃ」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・、蚊に刺されてかゆい。だめだめ無心にならなきゃ」
「・・・・・・・・・・・・・・・、足が痛い。だめだめ無心にならなきゃ・・・・・あかん、俺無理!!」
結局2日連続でいったけど覚りを開くどころか無心になれるのは僅かな時間だけ。
その木の前には塔が建てられていて、左側にはブッダが沐浴をしたとされる蓮池が。
正直、木自体もそんなに大きくなくちょっと拍子抜けなんだけど、チベットをはじめ各国の多くの仏教徒が訪れてお祈りをしていた。
さすがに仏教の聖地だ。
ちょっとびっくりしたのが白人の仏教徒もけっこう見かけた。 噂によると欧米でも宗教として仏教が注目を集めてるとか。
日本を初めアジア各国の寺も点在しているんだだけどなかでも日本寺が大きくて立派。 これは信仰深いというよりお金があるからだね(笑)
そして、近郊の村を散策。
町で若者に声をかけられ(嫌というほど声をかけられる)、皆が皆、「スジャータの村」と「トトロの木」を見にバイクで連れってやるという。
カンボジアやオーストラリアでもあったけど、宮崎映画を見たことがない僕は「ラピュタのモデル」とかそういうのが大嫌いなんだよね。 (たとえそこがすごい場所でも)それだけで行く気がなくなる。
「宮崎作品のモデル??だから行く」みたいなのが嫌で意固地になってる(苦笑)
けど、今回は他にすることないし、スジャータの村が気になったので連れてってもらった。
正式にはセーナ村というんだけど、スジャータさんって女の人で有名な村なんだよね。
ブッダが覚りを開く前この村の奥にある岩山で苦行をしていた。 なかなか覚りを開けなかったブッダはこの村へやって来て苦行を続ける。 でも飲まず食わずの苦行でブッダは痩せ細り瀕死状態。
その時、村長の娘であるスジャータさんが牛のミルクで作ったお粥をブッダに与えブッダを瀕死から救った。 その後ブッダは菩提樹の下に場所を移し覚りを開いた、ってことらしい。
簡単にまとめたけど多分話はこんな感じ。(間違ってたらごめんなさい)
あれっ?何か気づきません?
スジャータさん、スジャータ、「スジャ〜タ♪、スジャ〜タ♪」 まさか?コーヒーフレッシュのスジャータってここから?? 調べてないけど多分ここからきてるんだよねぇ〜??「間違いない!!」(長井秀和どこいったんだ?)
ちょっと話はそれたけど田園が広がるのどかな村でした。
あっ、あとトトロの木ね。 ちょっとでかくて幹の所に穴が開いているだけのどこにでもある木でした。 穴が空いてるってのが「トトロ」なんだろうね。(実はネパールで宮崎デビューしてトトロ見てたんだよね)
さぁ本題のしたたかなインド人なんだけど、ここブッダガヤって本当に小さい村なんだけど日本語を話す人が多いんだよね。 子供も結構日本語をはなす。
それはいろんな人からの寄付でなりたってる学校が沢山あって語学などの勉強が無料で開放されいるからなんだよね。 もちろん日本寺にも無料の学校がある。
それが将来職に就くための武器になればいいんだけど、英語や日本語を覚えた子供達は慈悲深い旅行者相手にお菓子やお金をねだってるんだよね。
あと大人は大人で日本人女性と結婚してゲストハウスやレストラン、旅行社などを作って財を築いてるのがいる。 その多くはすでに離婚して財産を自分の物にしてるとか。
だからすごく親切な振りをして近付いてくる輩が多いんだよね。 「ここはデリーやアーグラー(詐欺やぼったりで有名な町NO.1、NO.2)とは違う、騙さない」なーんて言ってくる。 もちろん本当に親切な人もいるとは思うけどたいがいすぐに「タバコもってる」とか「チャイを飲もう」とたかってくるんだよね。 まぁ日本人にとっちゃ〜はした金だから多くの人は分かってって奢ったりしてるんだろうけど。 で、本音は日本人女性をものにして財を気付くのが目的??流行り??とか。 なので無料でバイクでいろいろ連れってくれたいりもするらしいけど日本人女性は気をつけてね!! レイプ事件も多いみたいだからね!!
ブッダガヤでの食事
滞在期間が短いのもあるけど大した食事はしてないなぁ〜。何故かタイ料理屋に言ったけど味もまぁ普通・・・。