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世界一周せきらら!?日記〜本編〜

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紅茶のおいしい〜♪

紅茶の試飲

紅茶の試飲を楽しむ私と旅友シゲ君

喫茶店♪(ふるっ!!)ではなくダージリン。
ダージリンという言葉は知ってると思うけどインドにあるって知ってました? ネパールからインドイン、12ヶ国目。
僕は一般的なルートを通らずネパールの東、インドの北東にあるダージリンへやって来た。
インドといえばチャイを思い浮かべると思うけど全く別の茶葉なんだよね。 ということでハッピーヴァレー紅茶園という所へ行ってきた。
思ったほど程の規模じゃなかったので拍子抜けしたけど他にいっぱいあるらしい。
午後からいった僕らはすでに機械が止まっていて午前中にしか製造工程はみれないらしい。 残念だけど茶摘みをしているおばちゃん達がいたので少し見学と撮影をさせていただいた。 そしていよいよ試飲(有料)。
とても陽気なおばちゃんがいて少しの日本語と英語でいろいろ説明してくれた。 なんでも1番茶(茶葉の1番上の葉っぱだけを使ったもの)のホワイトティとかいうのが一番品質がいいらしく英国の王室御用達とか?? その額おばちゃんのところで100g600Rp(約1200円)!!!日本だといくらするんだろう?
僕がいただいたのは1番茶のブラックティで通称??「5秒茶」と呼ばれてるものだった。 お湯を沸かし茶葉にそのお湯を注いで5秒で出来上がり。
とってもスピーディーだが十分な色と香をだしていた。 ただ日本で飲んでる紅茶よりちょっと控えめかも。 でもその分苦味もなくとてもとてもマイルド、だったような気が(正直紅茶のことは良くわかりません)。
一応、20秒くらい待てばもっと香も色もでてくるらしい。要は好みにあわせて飲んだらいいみたい。 もしかしたら「たった5秒でも紅茶が飲めるよ」と言いたかったのかも。 ハッピーバレー紅茶園

写真左から、茶畑。紅茶の葉と花。茶摘をするおばちゃん達。


翌日は朝から雪山を見に。
本当はタイガーヒルという所から見るのが絶景らしけど朝3時に起きなければならず、しかもジープで1時間。 まぁたいした時間じゃないんだけど風邪気味なのと足を痛めていたし、この時期、雲でかすんでいて見れない場合が多いんだよね。 だから時間とお金を節約してダージリンから見ることに。
一応ここにも展望台的なものがある。
日の出(朝5時頃)は諦め6時に起床し、展望台へ。 残念ながら山の方は雲で覆い隠されていた。 でも厚い雲から太陽が出始めたとき山側の雲が少しづつなくなりその山頂を出してくれた。
カンチェンジュンガ、インド一の高さ(8586m)を誇るヒマラヤ山系の1つ。 山頂だけだったけどなかなか見応えのある山だった。 乾季のときにはその左手の奥の方にヒマラヤも見えるとか。 一応の満足を得て宿に戻り休憩。
昼からは町をちょっと徘徊しに出た。山の上にあり高低差があるのでかなり大変。 息がきれる。
ネパールでは風邪を2回も引き買い物が出来なかたので頑張ってみるものの痛めた足が限界に達しまたも断念。 石が安いのでネックレスを作りたかったんだけどね。 ダージリンの風景

写真左から、カンチェンジュンガ(無理やりコントラストかけてます)。ダージリンの町並み。あんまりネーパールと変わんないかな??


そしてその翌日、念願のダージリンヒマラヤ鉄道。
僕は紅茶というよりこの鉄道に乗りたかった。 知ってる?この鉄道、世界遺産に登録されてるんだよね。 動く世界遺産!!世界にいくつあるか知らないけど恐らく数少ない動く世界遺産であることは間違いない。
で、早速次の目的地のチケットも買いがてら駅へ。
先に次の目的地のチケットを買いに。買い方は中国と同じ(まぁどの国も同じだと思うけ)と聞いていたので英語が通じる分楽かなぁ〜と思ってたんだけどとんだ過ちを!!
なんとチケットを買うのにパスポート(正確にはパスポート番号)が必要だった。 自分の番号は覚えてるんだけど旅友のシゲ君と一緒に向かう予定で彼の分も買うつもりだった。 当然、彼のパスポート番号を知らないので仕方なく宿へ戻り再び駅へ。
さっきも書いたけど坂が半端なくきついんだよね。 ゼイゼイ言いながら戻ってチケットは買えたんだけど祈願の電車がもう出発してしまっていた。無念!!
仕方なく駅で休憩してるとある事に気がついた。
この電車、観光客用に次の駅までいって引き返してくる電車と地元民の足としてスィリグリーという山の麓まで走ってる電車がある。 通常は時間が早いので乗り合いタクシーで麓まで降りるんだけど明日の移動日にこの電車に乗れば世界遺産に乗れるんだ。
って事でシゲ君を口説いて移動を兼ねてこの列車に乗ることに。
実際は土砂崩れで途中までしか乗れなかったんだけどそこから乗り合いタクシーで麓まで行けたし金額も安くすんだ。 我ながらグッドアイデアと大満足。
ダージリンから乗り合いタクシーで行くより時間がかかるし、そこから先、電車の乗り継ぎが悪かったりとかあるけど時間に余裕のある人はお薦め。 観光客向けの電車よりぐーんと値段も安いし列車の旅を楽しめますよ!! ダージリンヒマラヤ鉄道

写真左から、観光客向けの蒸気機関車。家の軒先をすれすれを走ります。車窓から外を眺め黄昏たふりをする私。


そして最後に恒例のダージリンでの食事。
実はここはチベット民族が多くインドであってインドでないんだよね。だからチベタンフードもいっぱい。 ダージリンでの食事

写真左上から、チベタン料理いろいろ。きしめんみたいなヌードルスープ25ルピー。旨くて安い屋台のエッグバーガー15ルピー、とチョウメン15ルピー。 下段左から、同じ屋台のチャイ5ルピー。エッグカレー35ルピー。タール(インドの定食)85ルピー。インドビールのキングフィッシャー58ルピー/本。



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