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世界一周せきらら!?日記〜本編〜

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以外な出会い

河口からスリーピングバスで昆明へ。中国で初めて夜行バスに乗った。 あまり期待してなかったけどしっかり足が伸ばせて以外に快適だった。 ただチケットを見せて乗り込むとき係りの人が席番確認表をチラッとめくり英語で書かれた文字を僕に見せた。 そこには「荷物をとられない様に注意しろ」と書いてあった。 国境の町だけに悪人が多いのだろうか??
どれくらい危険かわからなかったけど、足元にスペースがあったのでその中にバックパックを入れて足で押さえて寝た。 しかし熟睡は出来なかった。 僕は少し中国を買いかぶってるし、東南アジアでは気を許していたのでここら辺で気を引き締めないといけないのかも。
昆明は雲南省の省都だけに大都市だった。 見所はあまりなく郊外に石林という奇岩が突き出した絶景があるらしく久しぶりに町歩き以外の観光も考えたが 170元という高い入場料に断念した。これからいくつか中国の世界遺産めぐりをする予定なので余計な出費避けたかった。 なんせ中国の世界遺産は200元を越える入場料がザラだからだ。
ということでここ昆明ではビザの取得だけを目的とした。 そして早速公安へ向かった。 しかし残念ながらビザの発給に5営業日かかるとの事だった。この町に1週間いても仕方ない。 ビザの所得が出来ないという不安要素を早く排除したかったが次なる町でお願いすることにした。 余談だけど公安の人が意外に優しかった。また中国のイメージアップ!!
ここ昆明は普通の街なのであまりうろうろせずに宿でのんびりするとことにした。 この宿はレストランを併設していて大きなテラスもありなかなか過しやすかった。 宿泊者だけでなく地元民もお茶や食事に来ていた。

ビリーヤードやったり中国人旅行者含めて中華を堪能したりして楽しみました

ソファで本を読みながら寛いでいると外人が「日本人?」と日本語で話しかけてきた。 彼は日本で15年ほど英語教師をしていたアメリカ人デニスだった。でも15年もいたわりには日本語がかなり下手だ。 そう言えば日本にいる多くの英語教師は日本語が下手だと聞いたことがある。 なぜなら周りが英語を話してくれるまたは話そうとしてくれるからだ。 恐らくデニスもその恩恵を預かったその1人だろう。 でも僕は格好の話し相手が出来て嬉しかった。僕も(ネイティブと)英語で話す機会がほしかったからだ。
そこへもう1人のアメリカ人がやって来た。彼も幼少の時に6年程日本にいたらしい。 彼も幼少の時とあって子供のような日本語を話す。 時にはそのアメリカ人同士が幼稚な日本語で話したりしてるとちょっとした漫才のようで楽しかった。
そこへイギリス人(彼は日本語を話せない)も加わって盛り上がった僕らは2ダースのビールを買い込み飲みまくった。 テンションの上がった彼らは容赦なく本気のネイティブ英語で爆裂トークをかました。 僕は全くついていけなくなった(苦笑)たまに気を遣って日本語で解説してくれたたりするのだが・・・。 それでも有意義なウエスタンスタイルの過し方が出来て楽しかった。
翌日新たに日本語がけっこう堪能な韓国人の女の子がチェックインしてきた。これで日本語が話せる外国人3人目だ。 残念ながら友達同士4人で旅行しているので彼女とはあまり話す時間がなかったけどこの後大理、麗江と旅先が一緒なので再会を期待している。
意外な形で日本語を話す機会が出来たのとウエスタンスタイルの楽しみ方も出来て満足に過せた。 現地旅行者も反日どころか親しみやすくけっこう英語も堪能なのでこれからの中国旅行が楽しみだ。 宿で出あった人達

ライスキング(アジア人の女狙い)の英語教師デニス、イギリス人(名前忘れた)、そして幼稚な日本語を話すアメリカ人(名前忘れた)


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